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山端二郎 DOMP オステオパシー技術講座グループは、
オステオパシーの真髄を伝えていく臨床技術に特化したグループです。
オステオパシー初心者の方でもわかるように「細かく」に重点を置き着実に学んでいけます。
通常のセミナーよりも距離感が近いことがこのグループでの特徴です。
【特徴】
・月に1回のセミナー動画の更新(約1.5時間)※グループメンバーはリアルタイムでセミナーに参加可能です。
・先生に直接質問が可能
・過去のセミナー動画を見放題(30本以上)※随時更新
・グループ内でのやり取り可能 など
【主な過去セミナー動画】
・内臓テクニック(肝臓、胆嚢、脾臓)
・内臓テクニック(胃、十二指腸、小腸)
・内臓テクニック(結腸、腎臓、尿管)
・SCSストレインカウンターストレイン(肩関節)
・SCSストレインカウンターストレイン(股関節)
・SCSストレインカウンターストレイン(胸郭)
・スペンサーテクニック(肩関節、股関節)
・MET(仙骨)
・MET(腰椎)
・MET(胸椎)
・MET(頚椎)
・FPRファシリテーテッドポジショナルリリース(脊柱)
・スティルテクニック(SIJ、仙骨)
・関節マニピュレーション(上肢)
・関節マニピュレーション(下肢)
・頭蓋仙骨(仙骨リリース、冠椎後頭関節、CV4)
・頭蓋仙骨(静脈洞)
・頭蓋仙骨(頭蓋冠)
・頭蓋仙骨(側頭骨ワブル、イアープル)
・頭蓋仙骨(蝶形後頭底結合)
・LAS靭帯性関節ストレイン(ボウストリング)
・LAS靭帯性関節ストレイン(Zinkの補正パターン、隔膜リリース)
・GOT統括的オステオパシックトリートメント(全身の筋膜リリース・仰向け)
・GOT統括的オステオパシックトリートメント(全身の筋膜リリース・うつ伏せ)
・臨床における質問の回答
・症例報告
・特別セミナー映像
※サロンの内容は秘密厳守とさせていただきます。
上記ルールをお守り頂けない場合は法的処置をとらせていただくことがございます。ご容赦ください。
*** 入会の規則 ***
・こちらのオンライングループは事前入会制となります。
・決済については毎月開始日と同日にクレジットカード決済が発生します。(決済後、今までの内容はすべて閲覧できます)
・ お申し込み完了後のクレジットカード変更はできません。カード変更をご希望の場合には、1度ご退会手続きいただいた後、再入会をお願いしておりますのでご留意ください。
・ご登録は以下のボタンからお願い致します。
販売価格
月額2,980円(税込)
講師
山端二郎
■ニューヨーク出身(帰国子女)
■ICC国際カイロプラクティックカレッジCSCプログラム卒業
■Dr. A. M. Kleynhans OAM, B.Sc, DC, DTE, M.ed, FICC, FACCに師事
■カイロプラクティック理学士(BCSc)ディプロマ取得
■D.O.M.P. (ディプロマオブオステオパシー)取得
■PCOMパームスオステオパシックカレッジ 学長
■JHSA一般社団法人ジャパンヘルスサイエンスアソシエーション代表理事
■Ontario Federation of Osteopathic Professionals(OFOP) 会員
■PCOM認定REIKI Healer
「オステオパシー」の講義を担当する山端二郎と申します。
そもそもオステオパシーはカイロプラクティックとスポンデロテラピーと並び、アメリカの三大手技療法として知られています。1874年、アンドリュー・テイラー・スティルによって創出されました。
彼はもともと軍医でした。オステオパシーの道を志したきっかけは、3人の子どもたちの死です。彼は大切な子どもたちを髄膜炎などで、次々と失っています。長年、自分が身を投じてきた西洋医学で、かけがえのない命を救えないのか。そう痛感し、西洋医学の限界を感じた彼は、自然療法の道へ進むことを決意します。
オステオパシーは「オステオン」と「パシー」という二つの言葉から成り立っています。オステオンは「骨学」、パシーは「病理」という意味です。オステオパシーといったら、まずはテクニックだと考える方も多いかもしれません。しかし、オステオパシーは哲学であり、科学であり、芸術です。つまり哲学であるからには在るべき姿があり、科学であるからには解剖生理学や病理学の知識が必要であり、芸術であるからには触診の技術やテクニックが重要だということです。
オステオパシーは自然療法で科学に基づいているからこそ、理学療法や柔道整復、整体などとは異なり、根本療法です。それを熟知していないと、オステオパシーはただのテクニックになってしまいます。一方で、オステオパシーにもテクニックは大切です。ただ大前提として、オステオパシーは哲学であり、科学であり、芸術であるということです。そこを常に意識しながら治療を施していかないと、道を見失ってしまうでしょう。
オステオパシーは哲学であり、科学であり、芸術である。この中で一番大切なのは哲学です。
オステオパシーでは哲学に基づいて、構造で制限しているところを見つけて、ブロックを取り除き、症状を治療していきます。
前回、解説した通り、オステオパシーの創始者は、アンドリュー・テイラー・スティルという医師です。彼は後にオステオパシーのドクターとなり、オステオパシー医学を体系的にまとめ、大学も創立しました。現在、そこから派生して生まれたテクニックがたくさんあります。
まず有名なのが頭蓋オステオパシーです。昨今、流行っているクレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)も頭蓋の領域を治療する頭蓋オステオパシーの一つです。創始者はウィリアム・ガナー・サザーランドというD.O.で、アンドリュー・テイラー・スティルの生徒だった医者です。
また、チャップマン反射やアプライド・キネシオロジーやタッチフォーヘルスなどは、治療の現場でよく使われるテクニックです。いずれもフランク・チャップマンというオステオパシーのドクターが確立させたテクニックです。彼がリンパ反射を見つけ、そこからそれぞれのテクニックに落とし込まれました。
内臓マニュピレーションも有名なテクニックです。内臓マニュピレーションは内臓領域の制限を見つけて、それを治療します。開発をしたのはジャン・ピエール・バラルというD.O.です。ただ内臓の治療自体は、アンドリュー・テイラー・スティルの時代から行われてはいました。
筋肉の治療として有名なのが、いわゆるMETと呼ばれる、マッスルエナジーテクニックです。フレッド・ミッチェルというドクターが考案しました。
筋肉の治療では、ストレイン・カウンターストレインという間接法もあります。短縮している筋肉を弛緩させて、ガンマニューロを抑制していくテクニックです。ローレンスジョーンズというD.O.によって開発されました。
ストレイン・カウンターストレインをより効果的に治療していく方法として、FPRも有名です。FPRは、ファシリテイティッド・ポジショナル・リリースというセラピーです。スタンリー・シオワイツというドクターによって開発されました。ストレイン・カウンターストレインのテクニックが一般的に使われるようになってから、数十年を経て、新たに開発されたテクニックです。
オステオパシーでは患者様を全体観として診て、その中で制限されている部分を見つけて治療します。制限とは、大きな動きが抑制されている状態のことです。オステオパシーは動きをとても大切にしています。人間の動きとは、脳せき髄液や静脈動脈の動きのことです。動きが制限されていると病気になってしまいます。だからこそ、動きが制限されているところを治療していくのです。
オステオパシーでは可動性と自動性を診るため、基本原則である手によって観察していきます。つまり触診力が大切なのです。施術を通して患者様の自動力を強化することは簡単ではありません。やはり熟練したテクニックが必要です。何回も繰り返して触診をすることで、オステオパシーの施術者として熟練しなければいけません。
オステオパシーの授業を受けることによって、あなたのセラピスト技術が飛躍的に成長することは間違い無いでしょう。