「医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・介護福祉士・看護師・歯科医師・柔道整復師・鍼灸師・アスレティックトレーナーなどを対象とした教育コンテンツ」
医療・スポーツの専門家から学べる身体メディア「オンライン師匠」
知りたい職業を選択すると関連した動画が検索できます
知りたいキーワードを選択すると関連した動画が検索できます
講師を選択すると関連した動画が検索できます
あなたの適正検査やスコア、地域を元に人工知能があなたにマッチングした病院やクリニック、施設などを検出します。
給与や待遇、休日だけでなく、病院のスコアや病院に属するタイプなども見て、自分の幅を広げよう!
局所を機能解剖と超音波エコーで考え、全体とマッチングさせる
5月28日 21時0分~
皆様は変形性膝関節症の患者様にどのようなリハビリテーションを提供していますか?
膝関節に変形があるから痛いと思って半ば諦めていませんか?
患者様の訴えを細かく聴取し、評価、治療をすることで必ず現状より疼痛を軽減させることが可能となってきます。
私は変形性膝関節症の患者様を診るときに大切にしていることがあります。それは『局所』と『全体』と言う視点です。
MCLを起因とする膝内側部痛を呈したと仮定しましょう。局所的に関してはMCLの可動性をアップしたり、隣接する内側膝蓋支帯、内側半月板や膝蓋化脂肪体の操作にて疼痛が一時的に改善します。
しかし次回の外来でまた疼痛が再燃していることをよく経験するのではないでしょうか?私も若かった時にその評価と治療を繰り返し行っていました。
膝関節を診るうえで絶対考えなくてならないのが『なぜそその組織が痛くなったのか?』を考えるために『全体』の評価が必要です。
またそれは根本的な評価・治療となることをよく経験します。私は膝関節疾患を診る時に重要としているのは『股関節機能』と『胸椎』です。
上記の可動性、機能の改善に伴い、変形性膝関節のグレード3の方でも膝関節外病変に対応することで疼痛軽減させることができるようになり、患者様から熱い信頼を得ています。
今までのどの膝疾患にも通ずるシリーズの総まとめを疾患ベースでお話することなりました。
私はこれまで、「人工関節センター(膝・股)」を立ち上げている専門病院で、「変形性膝関節やTKA」の患者さんをたくさん担当してきました。
運動器認定理学療法士は膝関節疾患に対してどのような治療展開をしているのでしょうか?
ぜひ参加してみてください。きっと明日から患者様を診る目が変わりますよ!!
(当日の内容)
1、膝関節疾患を考える上で大切なとは
2、変形性膝関節症の病態って?
3、変形性膝関節症の特徴って?(画像所見を考えよう)
4、全身から考える膝関節joint by joint theoryとは?
5、変形性膝関節症の評価ポイント
(圧痛ポイントや膝関節アライメント評価・徒手検査・エコー画像など)
6、局所治療の紹介
7、症例提示
8、エクササイズ紹介(膝関節のメカニカルストレス軽減を目指す)