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生態心理学の視点から評価と治療を考える
全 13 回
5,000円
このコースでは理学療法士である冨田昌夫先生による評価・治療を解説した内容となっています。姿勢はヒトが重力下で生きていく上で常に必要なものです。そして姿勢は、対象者の生活歴や既往歴、スポーツ歴、仕事など様々な要因によって特徴づけられており、その特徴をいかに掴んでいくかが重要です。この動画では評価から治療まで一貫した流れとなっているため、臨床場面をイメージしやすい内容となっています。特に姿勢評価では立位、座位、背臥位と全ての姿勢分析の特徴を統合しながら解説しているため、新人教育にも非常に参考となる内容となっています。
➖冨田 昌夫
スイスでの生活を通して別の人間になった。日本の美徳は一歩引く謙遜文化で人に従うことが当たり前である。「人前に出ることは一番嫌いだったんですよ。」と理学療法士45年の過去を振り返りながら微笑んだ。しかし身一つでスイスの地に立った時、砂漠に咲く花のような力が湧き起こり、自分が動かなければ何も始まらないことを体感した。スイスでは障害を持っていても動けるところは自分でやっていくのが普通だが、日本では病気になったら家族が世話する文化の違いを目の当たりにする。その瞬間が、彼の人生を大きく変える転機となった。
自分が生きるということは、自分が動くってことなんだ。
「自分が動くと叩かれる、しかしその中で折り合いをつけていくことを遅れ馳せながら初めて知ったんだよね。」と恥ずかしそうに微笑む姿は師匠を身近に感じることのできたひと時でもあり。歩んできた人生の壮大さを想像すると話の終わりには喉がカラカラになっていることに後々気づく。
【略歴】
1968年 茨城大学工学部 電子工学科卒業
1975年 国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院 理学療法科 卒業
神奈川リハビリテーション病院勤務
1981年 スイス バレンツ病院 勤務
1986年 神奈川リハビリテーション病院 勤務
2003年 藤田保健衛生大学 衛生学部看護学科 教授
2004年 同 衛生学部リハビリテーション学科 教授
2008年 同 医療科学部リハビリテーション学科 教授
2008年 同 大学院保健学研究科 教授
2012年 同 医療科学部リハビリテーション科、大学院保健学研究科 客員教授
(2018年10月、同大学は藤田医科大学に名称変更、医療科学部は保健衛生学部に名称変更)
2012年 佛教大学 保健医療技術学部 客員教授
2017年 佛教大学客員教授退官
2017年 森ノ宮医療大学 客員教授
現在に至る
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