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2月16日 21時0分~
1 頚椎症の疫学・ガイドライン
2 胸郭出口症候群の病態理解
牽引型・圧迫型って?
3 腕神経叢の解剖学的理解
4 頚椎神経根?胸郭出口?末梢神経?の鑑別
-胸郭出口症候群の整形外科的テストって何がある?
5 斜角筋症候群,肋鎖症候群,過外転症候群って?
6 胸郭出口症候群の手術紹介
7 3つの絞扼部位に合わせた胸郭出口症候群の治療方法
8 症例紹介
臨床での治療方法、エコー評価
皆様は肩疾患のリハビリテーションに関わる中で、肩関節以外に上肢にしびれや疼痛などの症状を訴える患者様を経験された方は多くいるのではないでしょうか?
その時に頚部由来なのか?胸郭出口症候群由来なのか?末梢神経障害由来なのか?
をしっかり鑑別をされていますか?
もしその症状が肩関節疾患に由来する疼痛でなかったとしたら患者様を治すことはできません。
私は上記の鑑別評価を行うことが治療選択の前に大切だと考えています。
肩関節疾患に合併することが多い代表的な一つに胸郭出口症候群が存在します。
胸郭出口症候群は、上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢(通常脊髄から出て来る第5頚神経から第8頚神経と第1胸神経から形成される)と鎖骨下動脈は、①前斜角筋と中斜角筋の間、②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙、③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方を走行しますが、それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。
その絞扼部位によって、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群(過外転症候群)と呼ばれますが、総称して胸郭出口症候群と言います。
胸郭出口症候群は神経障害と血流障害に基づく上肢痛、上肢のしびれ、頚肩腕痛を生じる疾患の一つです。
胸郭出口症候群は、診断が難しく他の症状と併せて混在することが多く潜んでいることも多いです。
そこで今回のセミナーでは胸郭出口症候群を中心に
『この痛みは肩関節?それとも頚部・胸郭由来の神経症状から?』『胸郭・肩甲帯のアライメントへの介入で症状改善の余地はある?』
などを判別する評価能力を身につけ・治療の幅を広げる以下の内容となっています。
私はこれまで、「脊椎センター」「肩・肘スポーツセンター」を立ち上げている専門病院で、「肩や頸部疾患」の患者様を沢山担当させて頂きました。
肩・頸部疾患の患者様全体を通して私が行っている治療の一部をリモートで紹介しますので明日の臨床から使える内容となっています。
運動器認定理学療法士は胸郭出口症候群の患者様に対してどのような治療展開をしている
のでしょうか?
ぜひ参加してみてください。きっと明日から患者様を診る目が変わりますよ!!