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局所の問題を隣接関節から捉える
7月24日 21時0分~
肩関節の治療を行う上で、難渋する事は多くあると思います。
肩関節において求心性が最も重要ですが、肩甲胸郭関節と肩甲上腕関節の問題でこの求心性が逸脱し、疼痛を引き起こしやすく、臨床では非常に難しい関節とされています。
皆様はどのような原因で求心性の破綻を招いていると思いますか?
この際、隣接関節を含む全身的な評価に加え、局所的評価を行うことが,非常に大切です。
しかしながら,肩甲胸郭関節を診る上では全体像(特に肩甲帯、胸椎)の評価が非常に大切であることが臨床上よく経験します。
では具体的にどのように評価・治療を行っていますか?
今回は肩甲帯、胸椎、胸郭の硬さがどのような影響を肩関節に与えるのかを文献や機能解剖と臨床経験から話をしていこうと思います。