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-靭帯機能解剖学・触診・エコー・不安定性に対する運動療法に着目してー
4月15日 21時0分~
皆様は、足関節の捻挫の患者様にどのようなリハビリテーションを提供していますか?
足関節捻挫は、足部疾患で一番多く遭遇する疾患です。足部の捻挫は前距腓靭帯(ATFL)の損傷が一番多いです。
足関節捻挫後や不安定性が残存している症例は、意外に多く存在しており、スポーツ分野・急性期・回復期・維持期分野全ての領域で遭遇する可能性がある病態です。
急性期では足関節捻挫症例に対してリハ処方が出ても、松葉杖指導・テーピング、アイシング指導し、動かせるようになったら足部の内外反の運動指導や足趾の運動などしか行っていないということが多くないですか?
またATFLなどの足部の靭帯が実際に触れている自信がありますか?ATFL以外にも踵腓靭帯や二分靭帯も損傷の好発部位です。
二分靭帯を的確に触れますか?
足関節不安定性が残存している症例は、動作において沢山の問題を生じます。
例えば足関節回外不安定性が存在している症例では股関節・胸椎での回旋時に距骨下関節での過度な回外が生じ、様々な障害を呈することが予想されます。
今回は、足関節不安定性に大切とされている前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯、前脛腓靭帯の機能解剖と触診紹介とエコー所見まで幅広く紹介させて頂きます。
前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯、前脛腓靭帯の走行の特徴を理解することが非常に大切と考えています。
また足関節不安定性の評価が行えるようになると治療がよりスムーズに行えるようになります。
また不安定性に対しての運動療法も紹介させていただきます。
これまで、「スポーツ整形・関節外科センター」を立ち上げている専門病院で、「足関節捻挫後の症例やスポーツ疾患」の患者様を沢山担当させて頂きました。
足関節疾患の患者様全体を通して私が行っている治療の一部をリモートで紹介しますので明日の臨床から使える内容となっています。
運動器認定理学療法士は足関節疾患に対してどのような評価をし、治療展開をしているのでしょうか?ぜひ参加してみてください。
きっと明日から患者様を診る目が変わりますよ!!
(当日の内容)
①捻挫って!?
②足関節外側の靱帯の長さと作用って!?
③前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯、前脛腓靭帯を中心とした足部靭帯の解剖学
④骨、前距腓靭帯、踵腓靭帯、二分靭帯、前脛腓靭帯の触診動画
⑤ATFLのWrap-around構造って!?
⑥足関節捻挫のエコー評価(ATFL、CFL、前脛腓靭帯)
⑥足部の整形外科的検査法
⑦全体像から見た足部評価
⑧慢性足関節不安定の病態モデルの紹介
⑨足部捻挫に対する運動療法(足部及びファンクショナル )
⑩自主トレ紹介