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12月16日 21時0分~
前回は、肩腱板断裂のMRI・エコー所見に加え、肩腱板断裂特有の評価を紹介させて頂きました。
では所見を理解したとことで皆様は肩腱板断裂の患者様のリハビリテーションをどのようなことを行っていますか?
腱板断裂は自然治癒することはありません。どこの関節、どこの筋肉を使用して肩関節機能を上げることを考えて治療していますか?
私は残存腱板の機能を最大限に発揮・また代償動作を利用するために重要としているのは『肩甲帯機能』と『胸椎』そして『体幹機能』です。
上記の機能改善を図ることで、挙上90°以下の患者様が痛みなく160°以上の挙
上を獲得することをよく経験します。
しかし90°での筋力発揮に関しては改善することが難しいですが、患者様のニーズによっては筋出力を求めるのではなく痛みの改善が主体の保存症例の方も沢山おられます。
また手術否定的な患者様や高齢で手術ができない患者様に対しての評価・治療に役立つ内容となっております。
今回も実際の患者様のMRI所見・エコー所見・理学所見を元に実際の治療映像を紹介させて頂きます。
私はこれまで、「肩」を専門的に診ている病院で、「腱板断裂」のある患者さんを沢山担当してきました。
運動器認定理学療法士は肩腱板断裂に対してなにを考え、なにを感じ、どのような治療展開を行っているのでしょうか?
ぜひ参加してみてください。きっと明日から患者様を診る目が変わりますよ!!
1、肩関節の概要
2、肩腱板断裂のMRI・エコー所見の復習
3、肩甲骨のキネマテックスを理解しよう!
肩甲骨の静的評価と画像(なぜ肩甲帯機能なのか?)
4、肩甲帯の固定と非固定
5、Scapular dyskinesisを考えよう
6、実際の患者様の肩甲帯機能向上方法って?
7、肩甲帯機能を維持する自主トレ