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機能的動作、進行方向を理解してきました。歩行を見る上でとても重要な視点がもう一つあります。何かわかりますか?それは歩行のリズム・テンポ・加速度です。足部の機能も問題ない、進行方向も真っ直ぐ歩けている、でもリズム・テンポ・加速度が左右で、病前に比べて違いがあるのであれば、どこかに問題があります。逆に言ってしまえば、リズム・テンポ・加速度が合っていれば、それは症状が改善してきている証拠です。この視点を忘れずに、患者さんを評価してみましょう。
運動器障害 バイオメカニクス&運動連鎖 身体科学 山本 尚司 理学療法士 パーソナルトレーナー無料会員まで
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関節包・関節上腕靭帯に局所的な拘縮が生じた結果、これらが可動域の限界に至る前に過度に緊張するため、可動域制限と骨頭を反対側に偏位させる力が強く作用します。これをobligate translationと言います。このobligate translationを引き起こす問題を解決しないと、可動域制限はなかなか改善されません。その一つが棘下筋です。棘下筋は方向が違う筋線維を2つ持つことをご存知ですか?この2つの関係性を知ることでアプローチの幅が広がると思われます。是非一緒に学んでいきましょう。
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