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片脚立脚ポジションを安定させるための、股関節内外転筋にフォーカスしたエクササイズ。サー クルがない場合は、レジスタンスループやボール、又はセラピストの手を代わりに可動域を設定してよい。
・側臥位バージョン
側臥位で、脊柱がニュートラルを取れるよう、枕の高さなどを調整する。両脚を伸ばしてバランスを取ることが困難な場合は、サイドレッグキックと同じポジションでもよい。両脚を伸ばして、足首の内側あるいは外側あたりにサークルのパッドを当てて、股関節からの内外転を行う。エクササイズの間中、骨盤が回旋したり、脊柱が側屈しないよう腹部への意識を持ち続け、左右の脇腹を同じ長さに保つ。「薄い2枚の板に挟まれている」体幹を保ちながら、両方の足先を頭から遠ざけておく。特に上側の脚は下側の脚よりも長くサークルに突き刺さっているイメージを持つことで、股関節からの動きを促すことができる。
・立位バージョン
サイドレッグキックと同様のポジションをとる。エクササイズの間中、骨盤のシフトが起こらないように、「骨盤と胸郭の距離を開けて」脇腹を長く保つための腹部の力と、軸足の内外転筋の
持久力が必要である。ボールやバンドが無い場合は、セラピストの手をおいて動きの方向や可動域を示すことができる。サイドレッグキックと同様に、目線への意識も重要である。どうしても下がりがちな目線に対しても観察が必要である。
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さて、ようやく実践編に入っていきました。MESは、臨床ではどのような効果があるのでしょうか?
では、まずは短縮能力の向上についてみていきましょう。
この動画で以下の知識をえることができます。
1MESを用いた筋肉の収縮能力の効果性について
MESを用いたとき一体どのような変化がどのように起こるのでしょうか?この点をしっかりとみていきましょう。
また同時に、筋肉の収縮能力はどのように体に影響を及ぼしていているのかをみていきましょう。
【学習チェックリスト】
1.スタティックストレッチでは、実際にはなぜ柔軟性が上がると考えられるか?
2.Ⅰb抑制は、実際には体にどのような効果を与えるか
3.筋性の制御因子について、なぜ筋肉の収縮能力が向上すると改善できるのか?
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