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股関節外旋筋は、股関節を外旋(ターンアウト)させる働き、のほかに「大腿骨と骨盤を繋ぐ」 という重要な役割を担っている股関節のインナーマッスルである。先に働きがちな大臀筋が働く ことなく、深層外旋六筋による股関節外旋を学習する。
側臥位、あるいは腹部の力が十分なら、肘をついた半側臥位でもよい。半側臥位の場合は、肩甲 骨の安定が試される。骨盤、脊柱はニュートラル。上側の膝を外側へ開いていくが、この時に骨 盤が回旋したり、背骨が反ったりしないようにする。背中に患者の手、あるいはセラピストの手 をおいて、動きがないか確かめてもよい。バンドをつけて行う場合は、バンドの力に反発しなが らコントロールしつつ膝を閉じていく、遠心性の動きにフォーカスする。
★ローテーショナルディスクの上に立って、自分の外旋可動域を確認するのも良い。左右同時に確 認できるので、左右差がよく分かる。特にクラシックバレエにおいては、「ターンアウト」が必要 であるが、股関節の外旋角度が十分でないと、膝関節や足関節に負担がかかることは一目瞭然で ある。特に膝関節に伸展時のねじれの力が加わることは、関節への負担が大きく、大きな怪我の 原因になる可能性がある。
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一見同じように患者さんの介助誘導をしているようにみえるセラピストの初心者と熟練者ですが動作をみてみると明らかに患者さんの手の動きが変わっていています。ただ、同じような形で介助などを行っても効果はありません、どのような反応に狙って介助を行っているのかによって患者さんに起こる反応は確実に変わってきます。
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